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車輪の国、向日葵の少女 感想
あかべぇそふとつぅさんより2005年11月25日に発売された
『車輪の国、向日葵の少女』をプレイしました。
やろうやろうと思っていたら、買ってから数年の月日が流れてた・・・ふしぎ!

車輪の国、向日葵の少女

メーカー:あかべぇそふとつぅ
タイトル:車輪の国、向日葵の少女
ジャンル:ヒューマンドラマADV
発売日:2005年11月25日
原画:有葉
企画・シナリオ:るーすぼーい
プログラム:憲yuki
歌 :片霧烈火/OPテーマ『紅空恋歌 (あかぞられんか)』
  :片霧烈火/挿入歌 『そらの隙間』
  :片霧烈火/エンディングテーマ 『祝福の大地、暁光の世界』

キャスト
日向夏咲(ひなた なつみ) CV:新城麻奈
三ツ廣さち(みつひろ さち) CV:芹園みや
大音灯花(おおね とうか) CV:紫華すみれ
樋口璃々子(ひぐち りりこ) CV:籐野らん
南雲えり(なぐも えり) CV:倉田まりや
まな CV:神月あおい
卯月セピア(うづき せぴあ) CV:盛啓介
大音京子(おおね きょうこ) CV:風音
法月将臣(ほうづき まさおみ) CV:さとう雅義




※ここからネタバレなし感想


■最初に

買ってから数年も温めてたこの作品をプレイしようと思ったキッカケは、
ニコニコ生放送の放送を観ていてそこの生主さんがこの作品を激しく推していたからです。
この作品の『仕掛け』がすごいとその放送主さんが仰っていたのを聞いて
以前プレイした『G線上の魔王』のような伏線があるのではないかと期待してすごくプレイしたくなったからです。


■ストーリー

罪を犯すと『特別な義務』を負わされる社会。
罪人を更正指導する『特別高等人』という職業を目指す主人公・森田賢一は、
その最終試験のため、とある田舎町を訪れる。
『1日が12時間しかない』『大人になれない』などといった義務を負う少女たちと学園生活を送るが、
『恋愛できない』少女・夏咲と出会ってから、賢一の歯車が狂いだす。
崖にひっそりと建てられた自分の墓、山間洞窟に隠された父親の遺産が次々と賢一を追い詰めた。
贖罪を問われることになった男が見た、車輪の国の真実とは……。
重厚な世界観を軽妙なタッチで描いた、感動のヒューマンドラマ。



■感想

名作と言われる所以を少し理解した気がします。

最初のシーンのインパクトからして物語の引き込み方が上手いと思いました。
期待していた『仕掛け』ですがその中身、内容を知った時に鳥肌が立ちました。
更に驚いたことはその仕掛けが一つだけではないところですね。
一つ驚いたと思ったらまた驚かされ、もう驚かされないぞと思ったらまた驚かされ・・・

・・・このライターさんにしてやられてばかりでした。
でも気持ちよく騙されたって感じでしたね。

そして最終章に入ってからの展開の盛り上がり方がとても好きでした。
(最終章に限っては一気にプレイしてしまったくらいです)
あと時々テキストタイプがノベル形式になったりで見せ方も凝っているなぁと思いました。

この作品は色々と考えさせられる作品でしたね。非常に面白かったです。




■お気に入りキャラ
まな、さち、法月


■お勧め攻略順
誰からでもOKかと





※下記より完全にネタバレありの感想です。
ここからは章ごとの感想(ネタバレ満載なのでプレイし終わった方のみ閲覧してください)













■1章

ゲーム開始直後の話ですが、試験開始時間に遅れただけで法月に殺された南雲えり・・・
あのインパクトはとてつもなく大きいものでしたね。
あのシーンから、この男(法月)相手に甘い話は通用しないということ、
また特別高等人の力(権力)が絶大であることを感じさせられ、
この作品への期待値は一気に高まりました。
単純であるが故に効果的な物語の引き込み方だったと思います。



■さち(2章)

★『生活時間制限(1日が12時間)』の義務を背負わされた少女の話

最初はさちのいい加減さが目に付きましたね。
しかしこの話は少し身につまされる話でもあったのでさちに不快感を抱くことはありませんでした。

まなを失うと知って初めて知った『恥』という感情。
正直そう思うのは遅すぎだろう・・・でもそれが人間だよなぁ・・・とか思ってました。

OPムービーでさちとまなが抱き合って泣いているカットが印象的だったので
「きっと二人は引き裂かれないんだろう」って思ってたのがいい感じに裏目に出ました。
まながさちの絵の悪いところを笑顔で指摘するシーンはちょっと泣いてしまいましたよ。



■灯花(3章)

★『母親に絶対服従の義務』を背負わされた少女の話

何をするにもいちいち母親に伺い立てなければいけない、灯花の義務。
何故母親に絶対服従の義務を負っているのかわかりませんでした。
京子さんが内に何を抱えているのか最初はさっぱりわからなかったので
ただのヒステリーを起こした人にも見えたりしましたね。

親の言うことに絶対服従の義務のせいで、自分で考える力がまったくない灯花。
そんな灯花に一つの判断(本当の親か、育ての親を選ぶこと)が
迫られることになるってのが酷ですよね。
灯花の本当の両親は過去に灯花を虐待していた・・・
・・・現在もそんな酷い親だったら話は簡単なんだけど今は更正している。

この子が育てられた環境を思えば親を選ぶだなんて大事なことを、
自分で決断することなんてできないってのはわかるんですよ・・・
でも同じ展開の話を引き伸ばしているだけにも見えてしまったので、
煮え切らなさばかりを感じてしまいましたね。

まぁ最後は灯花の素直さに助けられたという感じです。



■夏咲(4章)

★恋愛できない義務(異性に触れてはならない義務)を背負わされた少女の話

さちと灯花の話は予測できない部分があって面白かったのですが、
夏咲は義務を負った理由が「冤罪」であったという点があります。
この作品の面白さを『先が読めないもの』であると感じていた自分としては
夏咲の話は読み進めるのが若干だるく感じてしまいました。

しかし、楽しめなかった部分があるからこそ
最終章に惹き込まれていったのではないかと考えると
この章も面白いものに感じることができました。



■5章

4章が盛り上がりに欠けてしまったと感じた為、逆に5章は加速していった感じですね。

『あんた』のトリックが明かされるところは理解するまで数秒かかりましたね。
主人公が毎回のように言っていた「あんた」ってセリフに何も疑問に思いませんでしたから。
璃々子の義務を上手く使った素晴らしい叙述トリックでした。

あと夏咲を救出しようとする場面が個人的に好きです。
演説で村人に訴えかけるところを皮切りに、
仲間全員で協力し合って夏咲を救い出そうとする場面は読んでて楽しかったですね。

法月が足をケガしていたのはフェイクだとばらした場面はかなり驚きました。
・・・クスリが実はただのハーブだったってのはストーリーの構成上、
あのままだと救いがないまま終わってしまうので、きっと他に解決策あるよなぁ・・・って思ってたら、
なんとなく想像ついちゃいましたね。

法月も主人公も相手のことを高く評価していたからこそ、
このハッタリを予め仕掛けていたと考えるとすげぇとしか言いようがないです。
ただ法月に限っては主人公に出逢った時から杖を突いているわけだから、
どんだけ前から仕込んでるんだよって思いましたけどねw



■気になった点

・それぞれのエンディングが淡白に感じてしまう点
さちのエンディングを見るまでに、灯花(3章)、夏咲(4章)・・・と通るのが原因だと思います。
個別エンディングに行くまでに実質他の娘のルートを見るというカタチになるので、
それまでに感じていたさちへの(攻略しようという)気持ちが薄れてしまうんですよね。
この部分がこの作品の一番のウイークポイントかと自分は思います。
まぁ物語の構成上しょうがないんでしょうけどねぇ・・・

・選択肢を選んだあとも既読スキップが持続しないこと
・エンディングがクリックで飛ばせない
2週目以降のプレイのだるさに拍車をかけてました。



■最後に

他の人に安心してオススメできるゲームなのではないかと思いました。
義務という特殊な設定を活かしたストーリー、あっと言わせる仕掛け、どうしたって印象に残る悪役・・・
名作と言われることも納得のゲームでしたね。

正直、日常シーンのギャグがあんまり自分に合わなくて退屈してしまった部分もありました。
また真面目なシーンでギャグを引っ張り続けるのは限度があると思います。その部分はちょっと残念でした。

どのキャラのエピローグも思ったよりもアッサリとしていましたが、
ハーレムエンドは個人的に大好きです。
親父の女好きの設定に合わせて、このエンディングを持ってくるとは驚きました。
寧ろこのエンドを作りたいが為に親父の設定をそうしたのかなとも思うぐらいでした。

総合的に見てプレイして損はない作品なのは間違いないですね。
テキストのトリックで驚かされたのはかなり久しぶりだったので非常に面白かったです。

この作品を他人に薦める場合は、絶対に『ネタバレを避けて薦める』べきでしょうね。

ゲームってのは内容を知った後は何回でもプレイできるけど、
「内容を知らない」状態でプレイできるのは記憶喪失にでもならない限り「最初の一回だけ」だからねぇ。。。




X箱版の「車輪の国、向日葵の少女」の公式サイトのFlashのキャッチコピー




最近、感動しましたか?





・・・・・・・・・





・・・・・・





・・・





キャッチコピーのセンスェ・・・w



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