PCゲーム、声優、ネットラジオ、アニメ等に関する雑記。リンク先には18歳未満禁止の所もあるのでご注意ください。

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なないろリンカネーション 感想
新ブランド シルキーズプラス WASABI より発売された
『なないろリンカネーション』をプレイしました。

期待を裏切らない、懐かしい雰囲気を纏った作品でした

以下ネタバレ無しの感想に続く
なないろリンカネーション 琴莉


メーカー:シルキーズプラス WASABI
タイトル:なないろリンカネーション
ジャンル:涙あり笑いありのホームコメディADV
発売日:2014年9月26日

原画:すめらぎ琥珀
シナリオ:かずきふみ

歌 :OPテーマ『リンカネーション』/ムーサン・ベリー
  :EDテーマ『Your ray send me』/ムーサン・ベリー

キャスト
滝川 琴莉 (たきがわ ことり) CV:秋野花
土方 由美 (ひじかた ゆみ) CV:星咲イリア
伏見 梓 (ふしみ あずさ) CV:かわしまりの
伊予 (いよ) CV:真宮ゆず
桔梗 (ききょう) CV:御苑生メイ
葵 (あおい) CV:桜川未央
芙蓉 (ふよう) CV:御苑生メイ
アイリス CV:藤咲ウサ

加賀見 真 (かがみ まこと) ※主人公=ボイスなし



■最初に
これからプレイされる人はネタバレを全力で回避してプレイした方がいいです
ネタバレ無しの感想を書いてますが少しでも気になる方は読むのをやめて頂けると幸いです。

ちなみに体験版1と体験版2が出てるので興味がお有りの方はそちらをどうぞです。
とても良いゲームなのでプレイして損はしないハズですきっと。


■ストーリー
大学三年生の夏。
加賀見真は亡くなった祖父から譲り受けた家に移り住み、
かねてからの念願だった一人暮らしを始める――はずだった。

祖父の家にやってきた真を出迎えたのは、座敷わらしの少女と自らを鬼と称する女性。
彼女らは鏡に映らず、自分以外の人間の目に映らない不可思議な存在だった。

真は知る。 自身が “霊視” という特別な力を持つことと、
祖父から受け継いだのは土地と家だけではなかったことを。
鬼を従え、町に彷徨う霊魂を現世から解き放ち、常世へと送ること。
それが代々受け継がれ、祖父から託された加賀見家の “お役目” であった。

あまりに突然すぎて理解が追いつかない真であったが、
実際にお役目を果たしていくことで、少しずつ加賀見家当主としての自覚が芽生えていく。
そしてこの小さな町の平和を揺るがす、とある事件に巻き込まれていくのであった。



■オススメ攻略順(見たい人だけ用、文字を反転しています)
反転開始→「琴莉」から攻略していくのが良いかなと。あとは気の向くままに←反転ここまで


■シナリオとテキスト

驚くほど好みに合致したシナリオでした。

プレイ前に想像していたホームコメディ要素は思ったより少なめだったかな。
どちらかと言えばシナリオを読ませていくストーリー重視タイプ
でも笑いどころも随所にあるので飽きること無く一気に読み進められました。
また見た限り誤字脱字がゼロだったのは素晴らしかった。
修正パッチ当てなくてもすぐプレイできるゲーム、お買い得ですよ奥さん!

かずきふみさんが手がけた作品「ガンナイトガール」の時にもあった、
作中出てくる登場人物の疑問点と読み手の疑問点の乖離がほぼないテキストは相変わらずの巧さだと思います。
クリアしてテキストを一から読み返して見るとまた違った面白さがありました。
言葉の一つ一つが胸に沁み渡っていくんですよね。気持ち良いくらいに。
そして、どこか生々しい描写があったり、自分に当てはまりハッとさせられる物言いなど、
時にプレイヤーにダイレクトアタックを仕掛けるテキストに心を抉られたりもしました(好きです)

ホームコメディは勿論、ヒューマンドラマであったり、ホラーであったり、ミステリであったりと、
目を見張るようなストーリー展開が楽しかったです。
でも個人的にはもっと物語の続きが見たかったなと。
もっと真達のお役目を見たかったんです。
そして出来ればもう少しだけ彼らのホームコメディを見ていたかった。
それぞれのルートは経緯はどうあれ、綺麗な結末を迎える作品ではあるけれど、
幸せな日常の続きをもっと見たいと思うのは決しておかしいことじゃないと思うんです。この作品に限っては。
アフターストーリー出して欲しいなぁ…

■キャラクター
主人公の「真」は大学生ということもあり考え方が大人な面もしっかりあります。
落ち着いているし、気遣いもできる、お馬鹿なやり取りもできる、
何よりも確固たる意思があり一度決めたことはやり通すカッコイイ奴です。

ヒロインは琴莉が一番可愛かった。感情表現が一番豊かで魅力的だったのもこの子。
彼女の「幸せ」という言葉、何度聞いてもグッときます。
琴莉の妄想シーンの流れむっちゃ好き。あれ見て更にコトリンが好きになりましたw

由美もよく尽くしてくれる良い娘さんでしたね。きっといずれは良妻賢母になるんじゃないかな。
印象に残ったのはHシーンが多い気もするけどw
バイト先からの電話シーン、相手が自分だったらあんなん切れるわw

梓さんはヒロインと言うより頼れる姉みたいな存在で居て欲しかった。
かわしまりのさんのお姉さんは「私についてきなさい!」なアクティブ系が好きなんです。

伊予様は時代がかった口調と素の口調の使い分けが自然に変化するところが超好き。
その細やかな描写から友人というより弟を見守る姉のような優しさが垣間見えてもっと好きになりました。

鬼娘3人も個性ありまくりで面白かった。
芙蓉さんの妖艶さは御苑生メイさんが100%引き出してました。めちゃえろい!(でも桔梗さんの方がもっとえろい!)
葵はふいうちで中の人による桜川未央劇場が開幕するので腹筋がやられました。
特にエロシーンでおもくそ笑かしてくるのやめてまじやめてw(=もっとやれ)
アイリスは泣いてる時が可愛かった。あと髪下ろしてる方が好み。
鬼娘3人は攻略ヒロインではないからか、個々のエピソードがあまり無いのがもったいなかった。
(鬼の性質上、個別ルートは望まないけれどね)

そしてあとはやっぱり親友キャラが欲しかった。
かずきふみさんと言えばやっぱり親友キャラなんですよ。
面白くて、ちょっとおバカで、でも頼りがいがあって、カッコイイ、
こんなダチが欲しいと心から思えるキャラを書いてくれるライターなんです。
だけどそこまで思える人物が今作にいなかったのが少々残念かなと。
一応伊予様が親友ポジを担っているとかずきさん本人も仰っていたけれど、伊予様はちょっと違うんだよね。
伊予様の頼りがいのある域が親友のそれではなく姉or母親の域になっているから違うと感じるのかも。
確かに真とのやり取りはかなり面白かったのだけどね。やっぱり男友達キャラも欲しかったんです。

■音楽
残念ながらBGMはあまり印象に残るものはなかったかな、と。
個人的にはもっと主張するような曲が欲しかった。でも単純に好みの問題だと思います。
OP曲は落ち着いたメロディに切なげで前向きな歌詞がマッチして非常に好き。
クリアした後に聴くとまた違って聞こえるところも面白いと思います。

■システム
システム周りは基本的な機能が備わっています。不足無し。
スキップも未読or1日の始まりor選択肢までジャンプ機能があるので2周目以降もサクサク進みます。
ただ、セーブ・ロード画面のアイコン(データの消去、初期化、ページアイコン)が、
セーブした画像と重なってしまいテキスト枠が激しく見づらい。
これだとまた見返したいエピソードをロードしようと思ってもロード間違いが頻発すると思います。
実際しててウワーってなってますw

■CG
この作品は一枚絵の破壊力が高いです。
すめらぎ琥珀先生とシルキーズプラスのグラフィッカーさんが手を取り合うと
この水準まで行くのか…とため息の出るようなグラフィック。
口もとが官能的、おなかのラインが肉感的、蒸気した頬が蠱惑的、泣いている顔でさえどこか艶かしい。
すめ様の絵は情欲をかき立てられますわ。たまらん。えろい。
Hシーンは構図が好みなの多いし、舌突き出してるのイイよね、卑語もピー音無しでグッドでした。

それぞれのエンディングの一枚絵がずっと眺めていたくなるほど好き。
かずきふみさんの物語の読後感の良さは、すめ様の絵が最大限まで高めているからなんだと実感しました。

ちなみに立ち絵だと怒りつつも照れた顔の表情の琴莉が好きです。
あと目まんまるくして驚いてあわわとなってる顔も好き。めちゃんこ可愛い。


■まとめ

最後には、家族っていいなあ、素敵だなあと、自然と思うような優しい物語だったと思います。
また、とあるルートをクリアしてからの読後感がとても良かった。
でも良すぎた為、クリアしてすぐ他のルートに行けませんでした。
いつまでもこの余韻に浸っていたいほどの心地良さ。
それほどまでに好きな要素がたくさん詰まったシナリオがありました。

かずきふみ、すめらぎ琥珀、この両名のゴールデンコンビはもう今後無条件で買いです。
超楽しかったです。この両名が組む限り、きっと私はエロゲやめられませんね。

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ガンナイトガール 感想
CandySoft(きゃんでぃそふと)さんより2012年12月21日に発売された
『ガンナイトガール』をプレイしました。

――エロゲがやめられない理由はこういう作品が生まれるからなんだよ

以下ネタバレ無し感想に続く

shino2.jpg


メーカー:CandySoft(きゃんでぃそふと)
タイトル:ガンナイトガール
ジャンル:アドベンチャー
発売日:2012年12月21日

原画:すめらぎ琥珀
シナリオ:かずきふみ

音楽:柳英一郎
歌 :OPテーマ『MarginalLink』/橋本みゆき
  :挿入歌『AveFlag』/吉河 順央(LAZY GUNG)
  :EDテーマ『World』/橋本みゆき

キャスト
宗方 ましろ (むなかた ましろ) CV:萌花ちょこ
風祭 志乃 (かざまつり しの) CV:白雪碧
七海 恋歌 (ななみ れんか) CV:みる
高遠 小夜子 (たかとお さやこ) CV:かわしまりの
古宮 環 (こみや たまき) CV:桜川未央

庫元 健太郎 (くらもと けんたろう) CV:ほうでん亭センマイ
小杉 唯奈 (こすぎ ゆいな) CV:宮沢ゆあな
荒川 千歳 (あらかわ ちとせ) CV:貴方撫勹
桧森 薫 (ひもり かおる) CV:海乃奏多
ハチ CV:かわしまりの
駄菓子屋のおばあちゃん CV:桜川未央

桧森 絢斗 (ひもり あやと) ※主人公=ボイスなし




■最初に
体験版をプレイしてからずっと発売日を楽しみに待っていました→体験版感想はこちら
通販(ソフマップ)でゲームを頼んでいたのに発売日イベントの為だけに秋葉原へ向かい、
更には買う予定のなかった2本目(保存用)も勢いで購入しちゃうくらい楽しみにしてました!
ツイッターでも最近は7割くらいガンナイトガールのことしか呟いていない人になってましたし(苦笑)
作品発売前にここまでハマって期待&応援したゲームはナツユメナギサの時以来ですね。
あの時も体験版で惚れこんで、発売日イベントまで足を運んだんだよなぁ(遠い目
そしてナツユメは今も心に残る作品になっているのでこのガンナイトにも激しく期待しておりました。



■ストーリー

2034年、日本。
海の向こう側では、今もどこかで戦争が起こってる。
そういう世界情勢を、なんとなくは把握していたけれど。
どこかで響く銃声は、あまりにも遠い。
なんてことない田舎町に住む俺にとっては、そのはずだった。

でも、とある事情で俺たちの通う学園は無期限の休校となってしまい、
校舎は陸上自衛軍に接収されることになってしまった。
そしてやってきた、陸上自衛軍 女子工科学校の学生たち。
部隊名:第0教育隊第2区隊。 所属隊員はすべて女性。
物珍しさから少し興味はわいたけど、物騒なことは嫌いだった。
だから絶対に関わるつもりは無かったのに、
なぜかその0教2区隊ってやつに組み込まれることになって……。

これは平凡に過ぎるはずだった毎日が、少しずつ変わっていく物語。

――いずれ戦地に赴くあの人に、俺はなにをしてあげられるだろう。






■感想

心を揺さぶられる魂のこもった作品でした。

体験版をプレイした時から感じていましたが物語は非常に丁寧なつくりです。
作中出てくる謎や疑問をルート毎にうまい具合にちらりちらりと見え隠れさせているので
読み手を置いてけぼりにすることなくしっかりと考えさせるという作品構成が素晴らしかったです。
そしてオールクリアする頃にはプレイヤーが感じた疑問のほとんどに対して
しっかりと答えを出していたのではないかと。
個人的に気になり続けていた謎の答えがほぼ想像どおりに出てきた時は
かなり嬉しくなりましたしね。伏線の見せ方、とても巧かったと思います。

この作品は何気ない一言に胸を打たれたり共感したりすることが多かったので、
テキストを読み飛ばしてしまう人にはあまり向いていない作品かもしれません。
派手で大きな仕掛けを期待してプレイするのではなく一つ一つの言葉(テキスト)を
大事にして読み進めるとより一層楽しめる作品になっていると思います。

ヒロイン達は一癖も二癖もある子達が多かったですね。けれどとても魅力的。
特にお志乃ちゃんは今年発売されたゲームの中でも群を抜いて可愛かったです!
もうホント愛くるしくて可憐でチャーミングで愛らしくて愛おしくていじらしくて…(以下エンドレス)
体験版では正直その魅力をほとんど感じていなかったが為に
本編に入ったらその反動ですっかりお志乃ちゃんの虜になっておりました。
ツイッターでも呟きましたがこの子のルート2828がひたすら止まらなくて止まらなくて…
もうね、超たまらなかったです。文句なしに最高。

サブキャラクター達もホント魅力的でしたね。特に幼馴染二人のケンケンとユイニャン。
コイツらはどのルートでもしっかりした見せ場があって活躍しているんですよね。
この部分はエロゲではかなり珍しいタイプに当たるんじゃないでしょうか。
少なくとも私がプレイした中でここまで惹かれる幼馴染達はいなかったです。
ダチ同士で騒いで時にはケンカもして、でも後腐れなくちゃんと仲直りして…
私が見たかった、望んでいた青春がここにたっぷり詰まっていました。
青春というと同年5月に発売された「この大空に、翼をひろげて」を
思い出すのですが青春モノというならばこちらの方が満足度は上でしたね。
青春ってのは友達同士でくだらないことやりあって笑いあうのがナンボだと思っているヒトなので(笑)

あと区隊長!超素敵上司さんでした。この人の言葉に胸を打たれることがしばしばだったのです。
そして普段は優しく、訓練時には生徒達にとても厳しく接するお方なのですが、
稀に声が間延びした口調になって超優しくなる時があるんですけどそれがもうヤバい。
「はふぅ…ごちそうさまです!」と言いたくなるくらいに超あまあまボイスなんです。
いやいやいや「ボイスをスキップするなんてとんでもない!」ですよ。マジで。
あの子どもを諭す時のような保母さんボイスを聞いて以来、
区隊長の虜になっております(あれさっきも聞いたフレーズ?)

主人公はただの学生。その域を出ないのがこの作品の「キモ」だと思います。
何も力がないことは主人公自身わかっていて、
その上で何ができるのか自分なりに考え突っ走って足掻くのだけど、
結局それは実を結ばないことが多いのが実に現実的でしたね。
恐らくこの部分で読み手がどう思うかによって作品の評価も分かれてくるのではないでしょうか。
ライターさんはあえて主人公をヒーローではなく年頃の等身大の男の子として描いているので
その部分に留意しないで読み進めると単純に主人公がただの子どもに見えてしまい結果、
苦手に感じてしまうかもしれないですね。もしそうなら正直もったいないなと。
絢斗に対しては父親or母親のような目で見守りながらプレイするのが一番だと思ってます。
実際私はそういう目線でプレイしていました。楽しかったです。

ヒューマンドラマでありながら手に汗握る熱い展開もあり鳥肌が止まらないシーンもありました。
こういう部分はほとんど期待していなかったので良い意味で予想を裏切られたので嬉しかったです。
3DCGムービーもよく動いていたのが良かったですね。
これがあったからこそ物語も地味にならなかったのだと思います。

また余談ですが、
この作品声優さんが一人二役(または三役)をこなしていたりすることが多いのですが、
とあるキャラの声優さんだけは最後の方になってやっと気づいたくらいでした。
おばあちゃん役の桜川さんの演技もそうですが「え、このキャラとこのキャラ声同じ…だと!?」
ってびっくりすることが多かったです。いや声優さんまじスゲーですわ(ほんとびっくりした!)

購入を迷っている人はまず体験版に触れてみるのが一番かと思います。
序盤から主人公含め幼馴染3人が醸し出す雰囲気がすごく良いので、きっと気に入る人も多いと思います。



■まとめ

2012年出逢えて良かったゲームNo.1の作品でした。

正直これで終わってしまうには惜しい作品にも感じています。
FDで各キャラの後日談を見てみたいと思うけどそれぞれのルートはしっかりと完結しているし、
それは蛇足だと言われればそうかも…と思っていたりもします。
や、でもお志乃ちゃんルートの後日談(エンディング後すぐの話など)とか、
小夜子さんルートその後とか、あのウサ耳の子の話も見たいし、
ケンケンユイニャンとまた馬鹿騒ぎしたりしてー!

…と思ったのでFDが出るなら間違いなく買います。というかやっぱり出してください!(土下座)

きゃんでぃそふとさん、至高の作品をありがとうございます。
魂込められて作られたゲームだったと、心の底から感じました。めちゃくちゃ面白かったです!

かずきふみ先生&すめらぎ琥珀先生タッグの作品、
次々回作あたりに出ると思ってずっと待っていますね。









…ただ、分かっていたけどさ







…区隊長のボインは揉みたかったわ!







揉みたかったわ!!!(歯軋りしながら)

はつゆきさくら 感想
SAGA PLANETSさんより2012年2月24日に発売された
『はつゆきさくら』をプレイしました。
「ランス・クエスト マグナム」プレイしてたせいで手をつけるのが大分遅くなってしまった。

※今回は全部ネタバレ無し感想で

「はつゆきさくら」応援CHU!!


メーカー:SAGA PLANETS(サガプラネッツ)
タイトル:はつゆきさくら
ジャンル:アドベンチャー
発売日:2012年02月24日

原画:ほんたにかなえ、とらのすけ、ちまろ
シナリオ:新島 夕

音楽:水月 陵
歌 :KOTOKO/『Presto』
  :結衣菜/ 『メリーゴーランドをぶっ壊せ』
  :fripSide/ 『Hesitation Snow』
  :月子/ 『風花』

キャスト
玉樹 桜 (たまき さくら) CV:山羽みんと
小坂井 綾 (こざかい あや) CV:佐本二厘
あずま 夜 (あずま よる) CV:桐谷華
東雲 希 (しののめ のぞむ) CV:杏子御津
シロクマ CV:涼屋スイ

ラン CV:七原ことみ
サクヤ CV:星咲イリア
竹田 直子 (たけだ なおこ) CV:結衣菜
金崎 恵 (かねざき めぐみ) CV:如月葵
来栖 三木 (くるす みき) CV:田中美智
宮棟 閑 (みやとう しずか) CV:美月
久保 完 (くぼ たもつ) CV:西野みく

河野 初雪(かわの はつゆき) ※主人公=ボイスなし






■最初に

春作品の「Coming×Humming!!」
夏作品の「ナツユメナギサ」
秋作品の「キサラギGOLD★STAR」
そして四季作品の最後を締めくくるこの「はつゆきさくら」

サガプラさんはナツユメナギサからファンになったのですが
今回そのナツユメに近い雰囲気を持つこの「はつゆきさくら」に期待していました。
必ず買うと決めている作品は体験版は基本的にプレイしないんですが、
本編を終えた今体験版をDLしてスキップで流してみたんですけど
「あれで終わる」ならむしろ体験版をプレイしなくて良かったのかなって。
(あの終わりは続きが気になってしょうがなくなってたと思うの・・・w)




■ストーリー

ウサギと少女に出会った不思議な冬物語

河野初雪は、白咲学園3年生。 進学校には珍しい不良学生。
卒業が危ないと言われ、今日もイヤイヤ授業に顔を出す。

今年最初の雪が降った12月。
初雪は旧市街の一画で、真っ白なドレスを着た美しい少女に出会う。
雪に降られながら、少女は一匹のウサギを探して街をさまよっていた。

一夜の不思議な出会い。

そして数日後。 学園にドレスの少女・桜 が転校してくる。
最後の冬へ、初雪を連れて行くために。

めぐる春夏秋冬。 終わる1095日。
やがて冬を越えて、春が訪れる頃。
ついに積もることのなかった雪の思い出を抱いて、少年は立ち尽くす。

初雪から桜まで 卒業おめでとう






■感想

切ないのに笑えて前向きな気持ちにさせてくれる、そんなゲームでした。

基本はシリアスを随所に滲ませた作品であると感じさせながら
日常パートはギャグテイスト満載で積極的に笑わせにきます。
笑いに関してはそれほど求めていなかったのでこれが嬉しい誤算になりましたね。
(シュールな笑いもあったりするよ!)

反面、「明るい学園モノ」を求めている人は痛い目見るかも。
可愛い絵柄でありながら敵意だったり負の感情だったりするものが結構出てきたりするので
学園モノは明るくてナンボの人向けではないのかもしれません。
未プレイでこの作品を気になってる人は一度体験版をプレイされるのがお勧めですね。
(いやホントにこの作品に限っては特に)

主人公の初雪とヒロイン達との掛け合いはホントばかばかしくも楽しくていつまでも見ていたかった。
特に初雪、綾、シロクマの喫茶店メンバーのやりとりは、
ちっちゃい家族を見ているようでほのぼのさせられたんですよね。
(オナ○ー告白のシーンは笑いが止まらなかったよw)


●キャラクター
ヒロインの中では「夜」がお気に入り。
個性的すぎるメンバーの中で一番の常識人且つ一番イマドキの女の子っぽさがイイですね。
からかいがいのあるところもステキ。
夜のCVの桐谷華(きりたにはな)さんが実に面白い演技でしたね。
言葉の緩急、抑揚の付け方などが非常に独特で聴く人を飽きさせないと思います。
wiki見る限りまだ2年もしくは3年くらいの活動暦しかないのにこのレベルは恐ろしい。
(恐らく有栖川みや美さん並にこれからヒロイン役増えていくと思います)

希役に杏子御津さんは最高のキャスティングだったと思います。
一人称「俺」の子でこんなに違和感ないのは初めてでした。
進路指導室でのいちゃいちゃシーンはあまあますぎて見てるこっちが恥ずかしくなったの。
ちょっとお馬鹿な子ってホント可愛い。こんな娘欲しいです。

モブキャラですら全力で笑いを取りに来るのが面白いの何のって。
モブの声優さん達の演技がやたら力入っているので
ボイスを飛ばしてしまうのはかなりもったいない!
特にバレンタイン祭のイベントはモブキャラ大活躍なので必聴です。


●主人公
主人公は、他人に対する接し方をほとんど変えないので良い意味でも悪い意味でもブレない。
空気の読めない発言が多い初雪に対して
「この場面でそういうこと言うのかよ・・・この主人公ないわー」って思うんじゃなく、
「あ、コイツ素直になるのが得意じゃないんだな!」と思ってプレイしてみたら
いつの間にか大好きな主人公の一人になっていました。
(基本的に下ネタを臆すことなく言う主人公は嫌いになれないんだ)


●Hシーン
Hシーンのテキストが独創的でしたね。
あれは笑わせようとしていたんですよね?(笑いましたけどw)
こういう所でもキャラの個性を殺さず書けるのは流石新島さんとしか言いようがありません。
(「喜びの泉」と「もぐもぐ」と「なーご」がツボすぎましたw)


●主題歌
『Presto』が流れるあのシーンは何回見ても泣いてしまいます(3回見て3回泣きました)
悲しい気持ちじゃなくて嬉しい気持ちで泣けるゲームほど良いものはないなぁと。
歌詞とシーンがリンクしているのも素晴らしい。
※ちなみに『Presto』はイタリア語で意味は「急速に」「すぐに」です。
ただこの場合は歌詞の内容から『a presto』の「またね」「また会いましょう」などの意味合いでしょうけれど



●気になった点
誤字修正パッチを当ててもいくつかの誤字があったということと
テキストの整合性が取れていない箇所が数箇所あったことの2点ですね。
こうした間違いに気づいてしまうと入り込んで物語を見ているのに
簡単に現実に戻されちゃうんですよね。
特に誰の目にも判る明らかな誤字があったので、
修正パッチをもう一度配布した方がいいと思います。

※12/03/30 修正パッチ1.02bを公開しました。で誤字脱字はほとんど治っていました。
5人しかいないのに7人って言ってたり、祭日が祭典って書いてあったりの
テキストの整合性の箇所は・・・しょうがないのかな。


メインヒロインが揃って会話するシーンが少なかったのが残念だったなぁ。
少ないのは作品の性質上わかるのですがやはりもっとヒロイン同士の絡みが見たかった。
そのあたりファンディスクで補完してくれたら実に嬉しいので要望をサガプラさんに出すつもりです。

「音声再生時はBGMの音量を下げる」設定(=BGMフェード)が
デフォルトでオンだったのですけどこれ自分結構苦手なんですよねー。
すぐに機能をオフにしちゃったんですけど他の人ってどう感じてるんだろう?

あとゆず茶さんのはつゆきさくら体験版感想の時に思っていたんだけど
キーボードの「A」を押したら「オートモード」になるショートカットキー機能は欲しかったですね。
これ結構使ってる人多いと思うんだ。



●まとめ
「笑えて、泣けて、ほんの少しエロければいい」
そんな作品を求めて普段からエロゲをプレイしていますが
その点に置いてこのゲームは満点に近いです。
はつゆきさくらをクリアした後は暫く別のエロゲをプレイしようという気が全く起きませんでしたしね。

次回作、「四季作品の合同ファンディスク」とか
個人的に期待しちゃってるんですけどどうでしょうかねサガプラさん?

カミハミ:1
ナツユメ2
キサラギ2
はつゆき5

ぐらいの割合でお願いしたいです。




・・・あぁでもイチャラブが足りなかったキャラがいたから
はつゆきさくらオンリーのFDの方がいいような・・・
さらに言えばショートストーリー的なものがいいような・・・あーでもなー(優柔不断





■お気に入りのシーン

20120313_01s.png


ねー、イマドキ「ふぁみこん」はないよねー!

天使の羽根を踏まないでっ 感想
MEPHISTOさんより2011年7月29日に発売された
『天使の羽根を踏まないでっ』をプレイしました。

天使の羽根を踏まないでっ


メーカー:MEPHISTO(メフィスト)
タイトル:天使の羽根を踏まないでっ
ジャンル:奇跡と魔術の創世AVG
発売日:2011年07月29日

キャラクターデザイン・原画:蛇足せんたろう
SD原画:ヨダ
企画・シナリオ・ディレクター:朱門 優
シナリオ補佐:ほしまる
ロゴデザイン:木緒なち(KOMEWORKS)
魔方陣デザイン:中央東口

音楽:樋口秀樹(Tynwald music)
歌 :WHITE-LIPS/オープニングテーマ『やさしい世界を君に』
  :WHITE-LIPS/エンディングテーマ 『君の見る夢』

キャスト
双見 あやめ (ふたみ あやめ) CV:鈴田美夜子 ※主人公
夕星 羽音 (ゆうづつ はねね) CV:青山ゆかり
双見 空 (ふたみ そら) CV:佐本二厘
夏日 ひかる (なつひ ひかる) CV:遠野そよぎ
夏日 照 (なつひ みつ) CV:佐藤しずく
ヴァルヴァーラ・ビクトロブナ・レーニナ CV:山本華
土御門 陽華 (つちみかど ようか) CV:松田理沙
シスター・シスレー CV:一色ヒカル
十二次 憩 (じゅうにじ いこい) CV:さとうなずな
黒渦 つみれ (くろうず つみれ) CV:かわしまりの
トロッケンハイト・フォン・メルクーア CV:井上ねねこ

その他キャストに、子太明、富士爆発、佐治可簾・・・など





※ここからネタバレなし感想



■最初に

朱門さんが手がけた「きっと、澄みわたる朝色よりも、」が好きだったのが主な購入理由ですね。
キャストが豪華なところにも惹かれました。
聞いたことない名前の方はきっとどなたかの生き別れのご姉妹であると思います。
(あとカウントダウンボイスが面白かったことが購入の後押しをしていたり・・・w)



■ストーリー

──神様の隣席は空いているとされています。
そして、そこに座る事が許されるのは “μ (ミュー)” だけなのです──

「世界は滅亡する」

なんて言い残した予言者は大昔からたくさんいましたけれど、
誰も彼もがお騒がせの山師ばかりでした。
けれど、今よりほんの少しだけ先の “現代”。 予言は真実となってしまいました。
本当にやってきた世界の終わりに、人々は為す術もなかったのです。

しかし、私たちを救ってくださったお方がおられました。

“ 神様 ”。

予言と同じように誰もがまともに信じてもいなかった神様が、
この世界をお救いくださったのです。

そうして注目されるようになったのが、ここ 『聖ソルイルナ学園』。
ここでは “μ” という存在が神様によって選ばれます。
“μ” とは “空席である神様の隣席に座る資格を得た、
その耳元に願いを囁く権利を有する者” であり、
そうして世界を救うようにお願いしてくださったのも “μ” なのです。

──そこに私のお嬢様がご入学を望まれたことから、この物語は始まります──




■感想

想像していた以上の面白さで購入して損がなかったと思える作品でした。

「太陽の学園」、「月の学園」とそれぞれ二つの学園の話を舞台に物語が進んでいく訳ですが
太陽の学園と月の学園の雰囲気の違いに驚きましたね。
それぞれ全く正反対の内容で新鮮な気持ちでプレイできました。
(最初の選択肢はどちらにするかでかなり迷いましたw)
個人的には太陽の学園側からプレイしていくのがおすすめかと。

主人公の目的も「お嬢様にご恩返しがしたい」とハッキリしているので、
その行動にはほとんど迷いがなく気持ちいいぐらいに真っ直ぐな所が好感持てましたね。
(これは掘れr・・・じゃなかった惚れるわ)

色々と伏線を残しながら進んでいく物語でしたので、
読んでいて飽きることはほとんどありませんでした。
また、何の前触れもなくスッと表示される『ヨダ絵』
強制的に笑いを発生させてくれるのも良いアクセントになっていたと思います(笑)

後、Hシーンでの主人公ボイス。普通に再生されるのですが
主人公のあやめ役である鈴田美夜子さんの声が
シーンに違和感なく溶け込んでいて驚きました。
(Hシーンに主人公ボイスが再生されることって苦手だったけどあやめは問題ありませんでした)

女装主人公モノだけれど他の女装主人公作品に比べて
それをメインに押し出していると感じさせない作りの話になっているので
女装モノが苦手な人にも楽しめる作品になっていると思います。
(女装モノというだけで敬遠してしまうには勿体ない作品ですね)

朱門氏と聞くと色々なイメージがあったのですが
シナリオゲーとしてもキャラゲーとしても高水準にまとまった良い作品でした。
ストーリーだけ読むと取っ付き辛い作品にしか見えないかと思いますが、
いざプレイしてみると全くそんなことなかったです。

購入検討を迷ってる方はまず体験版をプレイしてみて
作品の雰囲気を感じ取ってみるといいかと思われます。





あと、誰か・・・





朱門氏が『お朱門ちゃん』と言われてる所以をおしえてください





お朱門ちゃんお朱門ちゃんって言うけどさホントはみんな由来とか知らないんだろソウナンダロソウナンダロ

↑ナメたこと言ってすみませんでしたー!!

『いつか、届く、あの空に』が元ネタだったのですね。
今度プレイして確認してみたいと思います。 ※8月15日追記






※下記よりネタバレありの感想です。気をつけてください。




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車輪の国、向日葵の少女 感想
あかべぇそふとつぅさんより2005年11月25日に発売された
『車輪の国、向日葵の少女』をプレイしました。
やろうやろうと思っていたら、買ってから数年の月日が流れてた・・・ふしぎ!

車輪の国、向日葵の少女

メーカー:あかべぇそふとつぅ
タイトル:車輪の国、向日葵の少女
ジャンル:ヒューマンドラマADV
発売日:2005年11月25日
原画:有葉
企画・シナリオ:るーすぼーい
プログラム:憲yuki
歌 :片霧烈火/OPテーマ『紅空恋歌 (あかぞられんか)』
  :片霧烈火/挿入歌 『そらの隙間』
  :片霧烈火/エンディングテーマ 『祝福の大地、暁光の世界』

キャスト
日向夏咲(ひなた なつみ) CV:新城麻奈
三ツ廣さち(みつひろ さち) CV:芹園みや
大音灯花(おおね とうか) CV:紫華すみれ
樋口璃々子(ひぐち りりこ) CV:籐野らん
南雲えり(なぐも えり) CV:倉田まりや
まな CV:神月あおい
卯月セピア(うづき せぴあ) CV:盛啓介
大音京子(おおね きょうこ) CV:風音
法月将臣(ほうづき まさおみ) CV:さとう雅義




※ここからネタバレなし感想


■最初に

買ってから数年も温めてたこの作品をプレイしようと思ったキッカケは、
ニコニコ生放送の放送を観ていてそこの生主さんがこの作品を激しく推していたからです。
この作品の『仕掛け』がすごいとその放送主さんが仰っていたのを聞いて
以前プレイした『G線上の魔王』のような伏線があるのではないかと期待してすごくプレイしたくなったからです。


■ストーリー

罪を犯すと『特別な義務』を負わされる社会。
罪人を更正指導する『特別高等人』という職業を目指す主人公・森田賢一は、
その最終試験のため、とある田舎町を訪れる。
『1日が12時間しかない』『大人になれない』などといった義務を負う少女たちと学園生活を送るが、
『恋愛できない』少女・夏咲と出会ってから、賢一の歯車が狂いだす。
崖にひっそりと建てられた自分の墓、山間洞窟に隠された父親の遺産が次々と賢一を追い詰めた。
贖罪を問われることになった男が見た、車輪の国の真実とは……。
重厚な世界観を軽妙なタッチで描いた、感動のヒューマンドラマ。



■感想

名作と言われる所以を少し理解した気がします。

最初のシーンのインパクトからして物語の引き込み方が上手いと思いました。
期待していた『仕掛け』ですがその中身、内容を知った時に鳥肌が立ちました。
更に驚いたことはその仕掛けが一つだけではないところですね。
一つ驚いたと思ったらまた驚かされ、もう驚かされないぞと思ったらまた驚かされ・・・

・・・このライターさんにしてやられてばかりでした。
でも気持ちよく騙されたって感じでしたね。

そして最終章に入ってからの展開の盛り上がり方がとても好きでした。
(最終章に限っては一気にプレイしてしまったくらいです)
あと時々テキストタイプがノベル形式になったりで見せ方も凝っているなぁと思いました。

この作品は色々と考えさせられる作品でしたね。非常に面白かったです。




■お気に入りキャラ
まな、さち、法月


■お勧め攻略順
誰からでもOKかと





※下記より完全にネタバレありの感想です。
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